三重県伊勢市に鎮座する豊受大神宮 別宮 月夜見宮。
このたび奉拝し、月夜見尊様より御神託を賜りました。
失敗を恐れず、自らの限界を決めず、思い切り挑戦すること。
そして、周りの人や未来へとつながる「志」を持つことの大切さを紐解きます。
月夜見尊の御神託
思いっきりやれ
失敗恐れるな
なぜそう 小さくなろうとする
まとまる前に四方八方、暴れてこい
破ってこい
形を作るのはその後で良い
紐解き
なぜ、月夜見尊様は、失敗を恐れず、思い切りやるよう伝えられたのでしょうか。
この御神託に込められた意味を、紐解いてまいります。
私たちはいつの間にか、失敗や人の目を恐れ、今の安定を守ろうとするあまり、自分の可能性を狭めてしまうことがあります。
もちろん、穏やかに暮らすことや、日々の幸せを大切にすることは必要です。
けれど、失敗を避けることばかり考えていると、本当はできることまで「自分には無理だ」と決めつけ、一歩を踏み出せなくなってしまいます。
「四方八方、暴れてこい。破ってこい」
この御言葉は、乱暴に振る舞えということではありません。
自分を縛っている常識や思い込み、恐れを、四方八方へ突き破るほどの勢いで越えていきなさい、ということです。
最初から完璧を求める必要はありません。
まず動き、挑戦し、その中で形を整えていけばよいのです。
そして、この御神託には、もう一つ大きな意味があるように感じます。
かつての日本には、目上の方を敬い、人に感謝し、道徳を重んじ、自ら考えるという精神が、今より強く根付いていました。
また、自分のことだけではなく、家族や地域、国の未来を思い、行動する「志」も大切にされていたのではないでしょうか。
しかし時代の変化とともに、そうした精神や志が、少しずつ薄れてきているように感じます。
この御神託は、ただ自分の可能性を広げるだけではなく、自ら考え、志を持ち、その力を周りの人や未来のために生かしていく生き方を示しているのです。
まずは、やり尽くす。
形を作るのは、その後でいい。
月夜見尊様は、
「小さくまとまるな。もっと大きく生きよ」
そう力強く、私たちの背中を押してくださっています。


