春分の日に修験のお山へ
春分の日の今日は、ご先祖様のお墓参りと産土神社へお詣りしてから修験のお山へ修行に行ってきました。
行者さん達が般若心経を唱え法螺貝を吹きながら「懺悔！懺悔！六根清浄！」と唱和しながら神社の階段を上がっていました。
拝殿に着くとロープがはられたご神事が行われる場所があり参列していましたら、背中から拝殿の太鼓の音と祝詞奏上のお声、前では般若心経などのお経を唱える行者さんたちに、これぞ神仏習合の醍醐味！感激いたしました。
※音が出ます
神力の宿った斧や刀で邪を祓い、弓で東西南北中央を守護する五大明王のお名前を唱えその方位に矢を放ち結界を強くしていました。
東方・・降三世夜叉明王
南方・・軍荼利夜叉明王
西方・・大威徳夜叉明王
北方・・金剛夜叉明王
中央・・大日大聖不動明王
オン キリキリ ウン パッタ
たくさんの作法の後、火がつけられまたたく間に辺りは煙に包まれました。
心願成就 カンマン ボロン
身体健全 カンマン ボロン
厄難消滅 カンマン ボロン
無病息災 カンマン ボロン
疫病退散 カンマン ボロン
家内安全 カンマン ボロン
商売繁盛 カンマン ボロン
福徳円満 カンマン ボロン
火渡りのご神事
炎がおさまったらいよいよ火渡りのご神事です。
火渡りをなさった方々とお話ししましたら、熱かった！とかちょっとだけ我慢しました！耐えられました！とかのご感想でした。
私も耐えられるくらいの熱さで無事に渡り終えました。
煙で燻され炎で清められ、身体がとても軽く良き春のスタートになりました。
皆さまも、願いたいこと祓いたいことがおありでしたら、ぜひ、この写真の炎を見ながら「○○○○ カンマン ボロン！」と勢いよく唱えてみてください。
天音
この記事を書いた先生
