大峯本宮 天河大辨財天社にて、市杵島姫命様から御神託を賜りました。
音に包まれ、まるで音楽に合わせて舞を踊っているような感じで降りてきた御言葉です。
市杵島姫命の御神託
天と地をつなぐ宮
踏み荒らしてはならない
心の音
魂の声を聴きなさい
身のうち眠る才
目覚めさせなさい
清き音立てよ
祈れよ祈れ
音は渦となりて
祈りは上がる
紐解き
天河大辨財天社。
ここは天と地を結ぶ、清らかな宮。
だからこそ、心が乱れたまま踏み入れることは、決して許されません。
ここで祀られる市杵島姫命様は、美と芸能、言霊、浄化の力を司る水の女神。
心を清め、迷いを祓い、才能を輝かせる道へと導いてくださいます。
耳を澄ませば、あなたの胸の奥で鳴る心の音が聴こえてくるはず。
その響きこそがあなたの魂の声。
神のもとを訪れる人の多くは、「どうか成功を」「どうか力を」と願います。
けれど、市杵島姫命様はこう告げられます。
欠けたところばかりに捉われるのではなく、あなたの中に眠っている才能を目覚めさせなさい。
重ねてきた思い込みを手放し、魂が本当に望む道を思い出しなさい 、と。
魂の声を聴くとは、自分自身と深く向き合うこと。
心がふっと反応し、光の方向へ歩むこと。
それが、あなたの歩むべき道なのです。
そして、祈りを天へ届けるとき、まずは清き音を立てなさい。
それは五十鈴の響き。
鈴が揺れ、澄んだ音が空気を震わせるとき、その響きは光の渦となり、あなたの祈りは天へと昇っていきます。
本物の鈴でなくてもかまいません。
イメージの中で音を鳴らすだけでもいいのです。
そっと身体を揺らし、心と音がひとつに重なったとき、祈りは自然に光を放ちます。
場を清め、心を整えたその瞬間、祈りは、もっとも清らかな光となるのです。
その澄んだ心と祈りこそが、人生という檜舞台で 、自分らしさを輝かせる力となるでしょう。



