「イランカラプテ」〜あなたの心にそっと触れさせて〜

雪まつりや、たくさんの雪や氷のイベントで吹雪や大雪の中、たくさんのお客様が北海道にいらしてくださっています。
北海道の自然の美しさや美味しいもの、素敵な思い出をたくさん心のアルバムにしまい、安全で楽しい旅をお楽しみくださいね!

さて、アイヌのご挨拶に「イランカラプテ」という言葉があります。
初めてのかたに、ご挨拶する時やフォーマルな場でのご挨拶に使われ「こんにちは」という意味ですが、実は言葉の本当の意味がとても素敵なんです。

「イ」はあなた
「ラム」は霊魂、生命、心
「カラプ」は触る、触れる。
「テ」は〜させる
「あなたの心にそっと触れさせてくださいね」

なんて、素敵な言葉なんでしょう!
初めてあった方にするご挨拶がこんなに暖かく思いやりのあることばなんて。
相手の方の心を尊重しながら、優しい距離感を保ちながらも心の距離を縮めていく。

私はアカシックレコードリーディングや前世リーディングする時にお願いしていることがあります。

「あなたの前世や過去、未来を視させていただく事を許可してくださいね」とお伝えします。
もちろん電話でご相談いただくという事はご了承いただいている事なのでお話しをしているうちに自然と、現状に関わりのある前世や過去世が視えてきます。
心を開き、委ねていただくことにより大切なメッセージをお伝えできたり、心に寄り添いながら、一緒に未来へ踏み出すことができるのです。

イランカラプテ03

私は、アイヌ文化に触れることにより本当にシンプルで誠実な生き方、自然体で生きることの尊さ、人と人との繋がり方、地球上の全ての物との関わり方などたくさんのことを教えていただきました。
より自分らしく生きること、自分を大切にすること。
自分と同じように、他人も尊重し大切にすること。
人も含めた自然、物、現象までも大切にすることを知ることができました。

アイヌ文化では人間、動植物、生活の道具や家、山や湖などの自然と自然現象などのすべてに「神(カムイ)」が宿るとして敬い、人間も自然の一部であると考えられています。
自然もまた、神様と崇め、敬い、畏れ、大切にしています。
アイヌの暮らしには欠かせない狩猟や川や海での漁でも必要な時に必要な分だけしか取らず、他の動物たちのため、来年のために自然の中に残しておきます。そして命をいただくことに感謝の祈りを捧げます。
このように、アイヌ文化では大自然と共生し、多くの神に祈り、感謝をささげながら生活しています。

だからこそお互いを尊重し自分を大切に扱うように、他人も動物も物や道具にいたるまでも大切に丁寧に扱い、敬うのだと思います。

人の心や魂に、強引に踏み込むことなく、尊重しながら、そっと触れて痛みを分かちあったり、共に喜び、共に乗り越えていく姿勢こそが一番大切なことであり、今を生きる私達にとっても大切なことだと思います。

イランカラプテ02

自然にもまた神が宿っています。
北海道の厳しい冬、雷や雨、雪などの自然現象、病気までにも神が宿っています。

慣れない大雪で今、大変ご苦労されている方も多いと思います。

雪もまたアイヌ民族では天の神様が人々に贈ってくださる宝物、神様からの恵みと信じられていました。
雪は古いものを覆い、新しい命を育むもので、終わりではなく再生の始まりを意味するとされていました。

ウパㇱカムイ(雪の神)」、火の女神アペフチや川の精ワッカなどとともに、春に芽吹く命、再生のために協力しあい、尊重しあい、他の神々との調和の中で命を紡いでいくという、共生。

この思想こそが今を生きる私達にとって、とても大切な考え方であり、人と人との関わり方においても大切なことではないでしょうか?

相手の心、魂までも自分を大切にするように尊重し大切にしながら、共に生きていく。
程よい距離感を持ちながらも助け合い、共に生かし、生かされていく社会。

もし今、社会に溢れる情報に振り回されたり、人間関係に疲れたり、先が見えない暗闇にいるような不安な時など、是非、アイヌ文化の息づく北海道の大地、森や海、風の音、雪、動物などたくさんの神様が生きるこの地にいらしてくださいね。
そして、自然の中の神様にエネルギーと大切な気づき、生きる力をいただいてくださいね。

「ピリカ ウン アルパ(Pirka un arpa)」
〜「私たちはいつでも、良い流れへと歩き出せる」〜

 

この記事を書いた先生


光 先生

光 先生

【霊感占い師】前世を紐解き、過去と未来をつなぐ光のメッセンジャー。愛と叡智で光へ導く霊視鑑定。

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