瞑想は効果あるの?瞑想と霊能の関係

一般的に瞑想と聞くと宗教色の強いあやしいものを思い浮かべたり、座禅などの厳しい修行を連想して自分には難しいと思われたりします。ですが瞑想ほどシンプルに心身を調整できるメソッドはなかなかありません。

なぜならば「身体ひとつ」でできるからです。
今回は瞑想の入り口として、以下の項目に沿ってご説明させていただきます。

瞑想の種類

まず瞑想には種類が多様にあります。
本屋に行けば何冊もの瞑想本に出会うことができるでしょう。その数は年々増え続けており、これからも増えていくことだと思われます。ですがその中でも大きく分けると二つの瞑想に分かれます。ひとつは「サマタ瞑想」もう一つは「ヴィパッサナー瞑想」と言います。

「サマタ瞑想は」みなさまがよくご存じの座禅がそうです。
サマタ瞑想はさまざまに発展し、多くの形にわかれています。浄化瞑想などの類はすべてこのサマタ瞑想だと言ってよいでしょう。サマタ瞑想は「1点に心を集中する」ことを軸にします。座禅ですと「呼吸」を軸に無心の状態を作ります。

一方ヴィパッサナー瞑想では「心の動きを観察する」ことに重点を置きます。詳しくは検索して調べていただくほうがよいでしょう。こちらはブッダが悟りを開いた瞑想と呼ばれています。

瞑想の効果は?

先ほどお伝えした二つの瞑想ですが、この二つはそれぞれもたらしてくれるものが違います。

サマタ瞑想は「心身の浄化」をうながしてくれ、心と魂をきれいにしてくれます。そしてヴィパッサナー瞑想は「心を鍛錬」してくれます。
負の感情や弱い心やエネルギーを受けやすい体質の方は、実はこのヴィパッサナー瞑想をおこなわないと改善が成されないということがあまり知られていません。

瞑想をすることで心身が整う、という部分的な情報が広まっているため、正しく改善できない人が多いのではないかと感じます。

霊能との関係

霊能力と瞑想はとても密接に関係しています。それは、いくら能力が高くても浄化と直観力が無ければ人を正しく導けないからです。私は常々、霊感と霊能は分けて考えておりまして、それはどういうことかと説明してみます。

「霊感」と呼ばれるものは「勝手に入ってくるもの」です。五感と同じく、コントロールできない状態の能力を指すことにしています。一方「霊能」は霊感による能力を指す時に使います。つまりコントロールできており、自由にその能力で目的を遂行できる状態を指します。

多くの方が「霊感」にあこがれ、「霊能」を磨けずに苦しんでしまわれます。受け取る力ばかりが大きくても、コントールできなければ意味が無く、振り回されてしまいます。瞑想では、浄化が進み、直観力が育まれることで「意識的に能力をコントロール」できる力が備わるわけです。

最後に

よく瞑想すれば能力が開発されるなどを謳う霊能者の方がおられます。特別な瞑想が無いわけではありませんが、中々に難しいことだと私は考えます。

もし霊能者を目指すのであれば、瞑想は嗜んでおいて損はありませんが、能力を高める意味でされない方が良いと思われます。

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