男性性と女性性のちがい~こんなにもちがう男女の恋愛観~

はじめに

恋愛において重要なことに「男女のちがい」があります。男性と女性ではものの捉え方、恋愛の盛り上がり方、その目的が本能的にちがいます。

もちろん成熟した男性や女性にとってはそういったものを乗り越えることができますが、恋愛においては知っておいた方が確実に有益であるといえます。それはたとえ精神が成熟していても、本能の部分は残っているからであり、それを踏まえたうえでパートナーシップを育むほうが格段に互いの幸福度を上げられるからだと言えます。

つまり「わかりあう」ことや「歩み寄る」ことにつながるのです。それを嫌がる人間はいません。相手の傾向を知ることで、あなた自身の人生も開花できるように、このコラムを活用していただければ幸いです。

男性性とは?

男性は本能的に「狩り」の習性を持っています。獲物を狩り、家族を養うことを優先します。目的を遂行するためにタスク化し、効率を重視するために無駄を省こうとする習性があるのです。

男性の脳は具体的に以下のような思考パターンです。
◇批判
◆討論
◇会議
◆唯一絶対
これは「議論して最善を探す」ことで、狩りの効率を上げる思考だと言えます。

男性にとっての恋愛

男性の恋愛において、盛り上がりのピークは「初期」に訪れます。これは生殖機能がそうさせていると言えます。

男性の場合身籠ることが無いので、子種をたくさん撒いた方が子孫を残せるのです。つまり本能的に浮気性なのだと言えます。未熟な男性だとこの本能に抗えず、浮気を繰り返します。ですがこの習性を知り、女性はこう思って欲しいのです。「絶えず耐えている」ということなのです。本能なので、目移りしてしまうのは仕方ありません。

では成熟した男性はどうしているかというと、男性はピークが過ぎると「愛情」が芽生えます。女性を「帰る場所」や「落ち着ける場所」として認識します。受け入れてくれる女性には誠意を尽くすので、成熟した男性はおのずと自分を受け入れてくれる女性を探すようになるのです。

女性性とは?

女性の本能は「集落の繁栄と保守」です。
一致団結し、情報を共有し、みなが安全に暮らせる居場所を作る本能が備わっています。

思考パターンとしては
◇受容
◆包括
◇雑談
◆全体バランス
などをベースにする傾向があります。

女性にとっての恋愛

本能的に言いますと、女性にとって恋愛は命がけです。それはその先に「妊娠」が待っているからです。身籠り、身動きが取れない期間が待ち受けている行為の初期段階が恋愛なのです。

そのため恋愛恐怖症に陥る人も女性には多いのです。そのために女性は「自分だけに優しい人」を欲します。これは妊娠時のリスクマネジメントの結果と言えます。

そして女性の恋愛にピークはありません。なぜならば子育ても含めて女性は永遠に「守ってもらう」ことが重要となるからです。ですが逆に「不利益」となる男性に対しては気持ちがガラリと変わります。男性からすればちょっとしたことで激昂されたり、突然嫌われるようになったりするのも本能的に「守られない」と感じることで拒否反応が起こるのです。これは女性にとっては思考だけではどうしようもないことでもあります。

互いに豊かさを得るために必要なこと

以上を踏まえたうえで、互いに豊かさを得るためには「自立する」ことだと言えます。男性は自由に狩りができる環境を欲しますし、女性もそれをシェアしてくれる相手を欲します。

つまり本能の部分では互いに依存しあう関係でしかありません。しかしそれは現代社会で健全なパートナーシップを築くためには不利益となる場合が多いのです。自分の意見を主張し、自分の力で人生を切り開くためにも精神的に「自立」することはとても重要だと言えます。

仮に女性が自立していれば、男性はさらに収入を増やすための時間を設けられます。それは男性にとって喜びです。女性も男性に依存することが無くなれば、より成熟した男性を選べるのです。成熟した男性は自立した女性を好みます。それは本能的に狩りに集中できることを知っているからなのです。

 

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