二見興玉神社にて、猿田彦大神様から祓いについて頂いた御神託です。
猿田彦大神の御神託
人は迷い多く
穢れを身につもらせる
時を進める前に祓え
言の葉の祓い
風の祓い
水の祓い
火の祓い
歩む先の道に光射す
開ける

紐解き
人は日々の暮らしの中で、 知らず知らずに穢れを身にまとっていきます。
不安や怒り、悲しみ、 誰かの言葉に傷つき、 心に影を落としてしまうこともあるでしょう。
そのまま放っておくと、 物事は滞り、人間関係にもすれ違いが生まれてしまいます。
そんな私たちに、神はこう語りかけます。
「時を進める前に、まず祓え」と。
言の葉の祓い。
祝詞や唱え言葉の力で、
積もった穢れを祓い、心を浄め、歩む道に光をもたらす。
風の祓い。
窓を開けて、新しい風を通し、
自然の澄んだ空気の中で深呼吸すれば、重たかった心がやわらぐ
水の祓い。
手を清める、湯に浸かる、水の浄化の力で
滞った気を洗い流していく。
火の祓い。
太陽の光を浴びる、焚き火やキャンドルを灯す、
過去の重いものを燃やして昇華させる。
この四つの祓いは、心と体を浄め、
停まっていた流れを取り戻してくれます。
とくに、大きく積もった穢れは、
定期的に祓わなければ、
人生そのものが滞りやすくなってしまいます。
それを清めるのが、夏越の大祓。
半年分の穢れを祓い、心新たに、
残りの半年を迎えるための、日本古来の大切な神事です。
浄めることで、物事が動き出し、チャンスにも気づけるようになります。
心が軽くなれば、人間関係もやわらぎ、自然と前へ進めるようになるのです。
浄めとは、ただの儀式ではなく、乱れた自分のリズムを整える大切なきっかけ。
そこから迷いが晴れ、望む未来へと歩み出す、新たな一歩がはじまります。

 
       
   


