愛知県名古屋市に鎮座する高牟神社。
「古井八幡(恋八幡)」とも呼ばれ、恋の三社巡りの一社として知られています。
この地の湧水「古井(恋)の水」を口にすれば、長寿、恋が成就すると言われています。
その高牟神社にて、高皇産霊神様より御神託を賜りました。
途中でエネルギーが変わり、神皇産霊神様へとお言葉がつながっていきました。
人生には、良い縁だけでなく、切りたくても切れない縁もあります。
そうしたすべての縁を見守り、結び続けてこられた神々の縁の糸のメッセージをお受け取りください。
天地のはじまりより、 あらゆる命と縁を結び続けてこられた、 高皇産霊神 、神皇産霊神。 その二柱から授かった御神託をお届けいたします。
むすひの神の御神託
各々の後ろに縁の糸がある
目に見えぬ紡ぎの糸である
紡がれる縁は魂と魂の結びである
誰か自分を愛してほしい
好きになってほしい
そのように望むは縁が遠くなる
繋げど結ばねば解けてしまう
見えぬ糸を強く結びたいならば
それにふさわしい者であれ
ならば此方の力大きく動く

紐解き
人はその背に縁の糸を携えて生まれてきます。
目には見えぬその糸は、魂と魂を結ぶつむぎの糸。
太く光り輝く赤い糸もあれば、髪の毛のように細く、今にも切れそうな黒い糸もある。
それは、心の在り方やこれまでの歩みを、そのまま映し出しているのです。
良縁か、悪縁か。
その強さも輝きも、あなたの生き方によって変わる。
たとえ神が結ぶ糸であっても、誰かを羨み、不満ばかりを口にし、愛されたいと望むばかりではその縁はすぐにほどけてしまう。
繋げたように見えても、結ばれていなければ、それは一瞬の幻にすぎません。
本当に見えぬ糸を強く結びたいのならば、まず、自らが“ふさわしい者”であること。
心を清め、言葉を慎み、人を想うあたたかさを忘れずにいなさい。
その姿こそが、神の御心に適うもの。
その時、神の力は大きく動き、あなたの糸はしっかりと結ばれていくのです。

今の時代、人は身の丈を越えたものを求めすぎています。
理想ばかりを追い、自分を磨くことを忘れてはいないでしょうか。
良縁は、魂が成長し、光を放つときに与えられる神の贈り物。
しっかりとした赤い糸を掴めるか、それとも儚く消える糸を掴むか。
それを決めるのは、誰でもないあなた自身です。
神が結ぶのは、恋や情ではなく、魂と魂の真なる結び。
その真の意味に気づいたとき、あなたの縁は強く結ばれていくでしょう。



