電話占いを利用するときの個人情報は大丈夫?

マイナンバー制度が始まって1年が過ぎました。現在企業では個人情報の取り扱いには益々慎重になり、漏えい問題には厳しい措置が取られています。ニュースでは時々個人情報が紛失したとか、持ち出したとかで流出が問題になっています。

電話占いを利用するときも個人情報を提供することがあると思います。氏名や電話番号だけじゃなく、相談内容の漏えいも気に掛かるところです。電話占いのセキュリティは本当に大丈夫なのか検証してみたいと思います。

個人情報とは?

個人情報とは、生存する個人の情報で特定の個人を識別できる情報をいいます。氏名・生年月日・性別・住所・家族構成などはもちろんですが、ショッピングの記録や病院の通院記録など個人の私生活に関する情報なので該当します。

特定の個人を識別する可能性があるかどうかが基準なので、特定できればすべて個人情報ということになります。電話占いを利用するときは個人情報の漏えいも気になりますが、相談内容の秘密保持がどうなっているのか一番気を付けなければなりません。

電話占いサイトの個人情報保護対策

電話占いサイトの個人情報の保護対策はどのようなことをしているのか。まず、SSL暗号化通信というものがあります。

これはホームページのURLを見ればわかるのですが、通常のURLは「http」から始まっていて、SSLを導入していると「https」とsが付いて、鍵マークやアドレスバーが緑色になっていたりします。

現在、Googleはサイト全体のページで常時SSL化の導入を推薦しています。そして、SSLには暗号化通信と実在証明二つの役割があります。

1. 暗号化通信

ホームページから個人情報を入力し送信する際、全てのデータを暗号化して安全に送ることができます。

フォームなどに入力されたクレジットカード番号や電話番号、住所などの個人情の盗聴やデータの改ざんなどを防止することができます。

2.実在証明

信頼のある認証局で発行されたサーバー証明書を導入することで、なりすましや架空の組織ではない本物の組織であることが認証されます。

本物に似せて作った銀行やショッピングのホームページから個人情報などを入手しようとするフィッシング詐欺などを防止します。

このようにSSLで暗号化することによって個人情報の漏えいを防ぎ、架空サイトではないことを証明してくれます。そして何より漏えいを防ぐにはその個人情報を持ち出さず、しっかりとした管理を行うことが重要です。

個人情報を取り扱っていることを意識する

個人情報は取り扱う人がしっかりその重要性を認識することが一番大切です。占い師または運営スタッフが個人情報を取扱ううえで常に漏えいするリスクを考え、特に電話占いでは、相談内容の秘密の保持に努めなければなりません。

電話占いを利用するときは、しっかりとした個人情報の管理、保護対策をしている信頼のおけるサイトを選ぶことをお勧します。

 

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